桜色舞うころ I Belong to cerezo

セレッソ桜色舞うころ I BELONG TO CEREZO セレッソ応援ブログ. 師走の長居でてっぺんとるまでセレッソ大阪を生温かく見守っていくセレッソ応援ブログ since 2005.

アンチフットボール

昨日のツイッター見ていて
こういう記事を見つけたわけです

http://twitpic.com/1x5phk
金子達仁「こんなにも苦く、こんなにも悲しい勝利があることを、
わたしは初めて知った」 

うわーあという感じ
もともとこの人は週刊誌で未来のために大会は3連敗すべきという論調の人
自分はまたですかとか軸ブレしてないと思うけどひどい記事だ


基本的にワールドカップって勝つことが目的のはず
どんなサッカーをしても勝てればいいのかというわけじゃないが
やはり勝てば官軍でしょ 

生き残り頭脳ゲームなんだから

過去のシステムを投げ捨て一世一代の大勝負にしたのは事実
そんなにうまくいくはずもない 

超現実路線で戦っただけだし
付け焼刃のシステムが機能できるわけもない

それを
南アフリカでの日本はやれることを排除して
守りに徹したということである」
「日本=退屈=アンチフットボール」 

まで言い切るか

まあこういうこと書く人なんでしかたない
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/cat_11.php

日本が勝つためには弱者のサッカーをするしかないわけで
守備的なサッカーでカウンターから点を取って逃げ切る
プランでしか勝算はできやしない

退屈ない試合といわれてしまえばはいそれまでよなんですが
悲しい勝利と言われたらどうしようもない

自分の中では仕方ないのではという感覚でまとめた

夜になってスイス対スペインを観戦
試合は大方に予想を裏切り
スイス虎の子の一点をあげ逃げ切った

まあスペインの自爆的な感じはある
最初にピケが決めてたら大勝だったかもしれないが
スイスの守備意識はとてつもなくよかった

カウンターも効いてたしね
スペインの攻撃の焦りを見てると
ワールドカップの先制点の勝ちって
とてつもなく重いということになる

【今大会ここまで逆転勝ちの試合なし)

馬鹿騒ぎのフジを避けてスカパーで見ていたので
(自室のテレビではHD見れないから基本地上波があれば地上波
まさかツッチーがイエニスタと言ってるとはw)

そのままオシム氏の試合分析で

そこでオシムに何かのスイッチが入った

ツイッターでもツイートしたが自分なりにまとめてみる


Qこの試合どう思われましたか?

オシム(かなりの要約)

「どうしたらいいかというのはFIFAに聞いてみたいものですね
FIFAが世界のサッカーの水準についてどう考えているのか
今は加盟国を増やす事だけ考えて無い ゲームの内容を考えるべき。

スペイン選手のメンタルの回復時間はあったのか?
身体の疲労だけではなくインテリジェンスを使えるほど
メンタル面で回復はあったのかと

スイスがクレバーな試合した まさにお手本的な試合
しかしそれはマスコミの過度なプレッシャーがなかったから
サッカーがゲームとして成り立つためにFIFAは日程を変えるべき

同じようにブラジルも不調だった
これはアンチフットボールで誰も幸せになれない
疲れていてはメンタルにも影響する スイスはそれが全くなかった
スペインはスローな試合をしたのが失敗

コレクティブではなく個人に走ったスペインの失敗
プレッシャーを取り除かないと
今日は疲れている選手が出ていた 先日のメッシやロナウド
みたくイニエスタが疲れていた

おそらくこれが最後の波乱試合ではないですね」

ここまで一気にしゃべった(5分くらい)


FIFAの過密日程の批判からのアンチフットボール
シーズンが終わって強制休養期間が1週間では足りないということへの
批判であって金子氏と違ってスイスの守備戦術サッカーへの批判ではないことは
この後のスタジオからの質問で明らかになる


Qスイスの方がコレクティブ(collectの形容詞 共同的)ではないのか
(鈴木淳なんでんかんでんな人=大宮監督)

オシム
「 スイスはインテリジェンスだった 負けても失うものが無い
引き分けても問題はない  試合前の評判が低い方がメンタルが楽
逆の立場となるチリやホンジュラスの時に同じ戦い方が出来るかどうか

相手を破壊するサッカーの方が楽であって
クリエイティブなサッカーの方作る方が難しい

スイスディフェンスは頑張ったが
このサッカーに次(未来)があるかどうかはわからない

サッカーほどメンタルが影響しやすいスポーツはないということです
ほんとにスイスはよくやってた 超守備的ではないクレバーな闘い方

スイスはバンカーシステム(統治下という訳し方をしていたがアンカーかも)
がハマった でも私はスイスにおめでとうという気にはなれません」

バルバリッチも 疲れているのはサッカー界的によくないことと言ってた

やはりアンチフットボールというのはサッカー界全体の環境に対しての警告的意味ですね
マスコミの煽りとかFIFAの試合日程とかに対するアンチテーゼだった



まだスタジオからの質問は続く

UCL二度制覇の指揮官対決でしたが どう思われましたか?【クラッキ=倉敷さん】


経験がある監督ということは立て直せるということ
スペインについては優勝するための準備をしていた
今日負けたからといってそれを変更する必要はない

私はいまだに優勝候補は思ってますよ
自信を持て試合に挑むべき

後の試合すべて勝てばいいだけのこと
他の31国より優れたところがないと世界一にはなれない

今日はそれができなかった

優勝候補でないというレクチャーを受けたわけだ
一晩寝て翌朝からじっくり考えるべき

修正できなければ自滅しただけになる

これからどのチームもスイスのサッカーを手本に
スペインと戦うだろう
これを打ち負かすさらなる準備が必要」

Qグループリーグが一回りしたけど
よかったチームは?

オシム
「期待通りだったチームはない
私はスペインを応援したいし
ブラジルもアルゼンチンも同じ

対照的によかったのは韓国
シンプルでよく走れるエレガントなチーム
あと今日試合をしたチリ
モダンなフットボールをしていた
スピードがありゴールに向かうダイレクトなサッカー

名前だけでは勝てないということ
いかにゴールに向かってデンジャラスな
プレーができるか

ここまではサッカーでメッセージを送れる
いい選手はいない
メッシやロナウド

ビックプレーヤーほど
いいプレーができていない大会

1対11では試合できないのだから

スイスはお手本になるが
スペインは対抗策を考えてくるはずだが
哲学は変えることはない

スペインはプレーのスピードをあげるということで
サッカーの進歩を止めてほしくない
あくまでも私の希望ですけどね」

ということです



FKが決まりそうもなく
いいサッカーが見られないこの大会

美しく勝つと言うことはとてつもなく
難しいことなわけでございます


強豪がどのように修正していくのか
2戦目を見守っていくつもりです